Studio for Smiling Space Mail Magazine No.6
メール・マガジンNo.6 2002年7月25日号
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          *よりハッピーになる微笑む空間をつくりましょう!*

              *自分の住まい・自分の部屋*
           
               ・-・-・屋内空間その1・-・-・

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 いつも、ご笑読頂きまして、ありがとうございます。(*^o^*)
 さて、遂に、屋内空間に入っていきます。今回は、その骨格についてです。

 誰でも、大人も子供も、社会で自己主張しつつも、
周りを気にして調和するように努めますよね。
山に一人で暮らす人も、その自然に調和するように、
仙人やヨギも、この宇宙のエネルギー、生命体の基に溶け込んでいくように。
この属しているという感覚が、
自らが存在していることを意識させてくれるのかもしれませんね。

 一方で、それだからこそ、ひとりになれるところ、無防備で、
安らげるところがないと、真にくつろぎ健やかに生きていくことができないのです。
まずは、ここが住まいの屋内空間の核心でしょう。

 勿論、家族が一体に感じられるところも、大切です。
ただ、その確保を最大にと考えるあまり、
ひとりになれるところは、
家具で埋められ寝るだけの寝室や子供部屋に押し込められ、
落ち着けるのは、バスルームかトイレ、又は車の中だけという現状なのでは。

 ここから切り出したのは、
マンションや建売住宅の標準的間取りをすっかり忘れて頂くためです。
そして、敷地に立って,どこからの光が自分の気質にあっているか、
どこへの眺めを確保したいか、逆に、壁で遮りたいか、
自分の心を感じ取ってみてください。(^_-)-☆
集合住宅の屋内空間の場合は、共用スペースもありますが、
住居ユニットの形、大きさ、採光・通風、がポイントです。(^_-)-☆

☆★☆★☆★☆★☆★<自分だけの住まい>☆★☆★☆★☆★☆★

 自分の持家がベストですが、賃貸でも自分化、自分達化していくことが大切です。
真のくつろぎを得て、心身ともに健やかである為に。
実は、これが「住み続けたい家」にしていくポイントでもあり、
とどのつまり「住みつづけたい町」・コミュニティにしていく道なのです。(^_-)-☆

 それで、長生きする自分のように、長生きする家にしましょう。
自分が磨かれるように、家も風雪に耐えて、生き続けられるように。
そして、老いてこそ素顔が美しいあなたのように。(*^o^*)
家族、子供も同じ様にそこで育ち、暮らして、代々続く長生きの家に。

 この長寿の家のために、骨格は強く、美しく、出来るだけシンプルなのがベストです。
そして、中は、時々の必要に応じて、自由に変えられるようにしておくのです。(^_-)-☆
さて、賃貸の場合はどうするかです。

 最近のKOUDAN(都市整備公団/公団住宅の)から、
やっと骨格(スケルトン)だけを貸して、または分譲して、
住居内はご自由にというハブラケン住宅タイプが登場しました。
そこで、古い既存の公団や公営住宅も、棟毎に段階的に耐震強化したり、
設備のリフォームをしながら、このタイプにしたらどうでしょうか。
間仕切りは個々が大工さんに頼んだり、自分でつくったり、
置き家具で仕切るという手も。
2、3の狭小住居ユニットを一つにもしたり...。

 既存の民間賃貸でも、引っ越す時は原状復帰を考慮しつつも、
自分が居心地良く感じられるように、自分に合わせて改造したり、
必要な物は追加したり、自分の好みにしていくことが大切です。(^_-)-☆

 例えば、農家のようなダイニング・キッチンは、
自然と家族の集まるセンター・家の核になる場所で、とても大切です。
でも、宅急便やさんに今晩のおかずは何か、しっかり見られてしまう程、
勝手口ならともかく、入り口とキッチンがぴったりとくっ付き、
ドアを開けると、流し台が見えるということがかなりあります。
暖簾というポピュラーな解決法もありますが、結構うっとうしい事もあります。

 そこで、雑貨屋さんや家具屋さんにある、
トレーくらいの大きさ(47cm*30cm)で1メートル位の高さの棚を
キッチン側に置くと、カフェのカウンターのように、
入り口から流し台が丸見えにならず、
上は、オブジェや花を飾ったり、キッチン側から棚が使えて、何かと便利です。
棚の裏側が入り口から見えてしまうので、
季節に合わせてお気に入りの布を上からすっぽり掛けてしまうのです。
落ちないように木製や綺麗な色の画鋲やピンでとめて。

 この応用として、やはりダイニングから丸見えのキッチン流し台から、
調理スペース90cm位を空けて、この棚を両端において、
それらの上に流し台と同じくらいの板を橋渡しにすれば、即席カウンターの出来上がり~

 やはり、棚は流し側にしてオープンに、
上からテーブルクロスのような大きな布をかけて、金魚蜂やハイドロカルチャーの緑や、
ティーセットを置いたり、キャンドルを置いたりします。
でも、少しは空けておいて、ハッチのように配膳前や、食後の片付けで
大活躍するスペースとしてとっておきます。(^_-)-☆

☆★☆★☆★☆★☆★<自分だけの部屋>☆★☆★☆★☆★☆★

 誰でも心の平穏のために、自分だけの時間を持つことが大切ですね。
それを、確実に出来るのが「自分だけの空間」、「自分だけの部屋」でしょう。
ひとつ、忘れられない例をご紹介いたします。(*^o^*)

 カリフォルニアのある街で、ひとりの若い主婦が、日々の生活に追われていました。
様々な自分の人生の夢がありましたが、育児に専念してきました。
夫も若く、生活も楽ではなかったので、色々つらいこともありました。
そんな時、子供が休んだ後など、一人で小さな部屋で過ごしました。
クローゼット、納戸ぐらいの広さでしたが、小窓がありました。
お気に入りのものを置いて、
部屋は壁も天井も床も椅子もテーブルも窓枠も、大好きなピンクでした。
そして、そこで泣くこともありましたが、しばらくすると元気になれたそうです。♪

 そのことを幼馴染の親友に話すと、たまに彼女もそこに訪れて、
一緒におしゃべりしながら、それぞれ自分の子供の服を作り始めました。
「そういえば、私達こうしてバービー人形の服もつくったわね」と。
とても、楽しい時でした。♪♪♪♪♪
その上、手作りの子供服の評判が凄くて、知り合いからどんどん頼まれました。
「私の子供のも作って」と。

 注文が増えて、すぐにビジネスとなっていきました。♪
今では、銀座の有名子供服店にも置かれているほどになりました。♪♪♪
さて、貴方の「自分だけの部屋」はどんな空間となりますでしょうか。

 次回は、屋内空間の骨格その2と致しまして、
世帯構成を絡めて行きたいと思います。 

どうぞ、おたのしみに!!∩o∩) ♪

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