Studio for Smiling Space Mail Magazine No.3メール・マガジンNo.3
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        よりハッピーになる微笑む空間をつくりましょう!   
  
                  玄関周り その2

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☆★☆★☆★☆★☆<駐車スペースとのつながり>☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 さて、カーポート、ガレージ、駐車スペースについて、どうするかです。(*^o^*)
戸建都市住宅では、これで玄関が決まり、後は庭というケースが多いようです。
中には、1台ではなく、常時2台分のスペース、或いは、お客様用に1台分余分にと。
敷地の間口一杯にというケースも、少なくありません。

 こうしたお宅で並ぶ街路を歩いていると、まるで駐車場の中にいるみたいですね。
そこで、上記のような要求を充たしながら、いかに庭を確保するか。
何の車に乗っているかだけが家の個性になるのではなく、その主、その家族らしい家に。
また、楽しく美しい街路にしていくことを、考えてみましょう。(^o^)

 街路が、車が通過する為だけではなく、大規模駐車場内の通路のようではなくて、
近隣の居間となるように。♪(^o^)

 更に、愛車に落ち葉や、桜の花びらなどがぴったり雨でくっついたりするのが嫌。
汚れ、そして錆の原因になると。

 そこで、やはり、愛車を保護するには、「車の部屋」が一番です。(^_-)-☆
ただ、限られた間口内で、建物の構造バランスを偏らせてしまっては危険です。
特に、木造の場合は、柱のサイズに適合した柱間の最大限度を守ることが大切です。
カー・スペースのために、傾いている欠陥住宅となっては、最悪ですよね。
建物と別の構造、または半分建物に掛かっているくらいが妥当ではないでしょうか。
例えば、前者であれば、木でカーポートを作り、屋根は格子にする。(^-^)

 その上に透明アクリル板を付けて、車に直接、落ち葉などが付かないようにする。
雨よけ日よけにもなるという具合です。(^o^)
後者の場合には、建物本体の庇のような形で、前者のようにつくります。
この場合、私の好きな藤棚をカーポートの屋根にすることはできませんが。
このアクリル板の上にネットで少し上げて、つる性の植物を生やすと車にも優しい。♪

 結構ヴォリュームのある緑になります。(^-^)
それから、樹形のよい木のある玄関周りの緑につなげます。
樹木のスペースがとれなくとも、カーポートの壁を木格子して、
つる性の植物を植えて。
また木格子の壁にコンテナ、ハンギングバスケットを引っ掛けて、緑を繋げて。(^o^)

 木格子のカーポートでなくても、オーニングという手もあります。
おしゃれなカフェの店先に、結構見られるようになった布製日除けです。
雪や台風の時は、畳んで。
素材や染料も良くなってますが、住環境には白っぽい帆布の方が、緑に映えて綺麗。
特に、夏は強い日差しから愛車を守り、車のカバーよりずっと素敵です。
出来れば、支柱は黒で。やはり、コンテナでも、緑は是非あって欲しい!!
次は、どうしても、間口一杯が2、3台のカースペースになってしまう場合です。(^o^)
  
 その正面壁下部全体を正門のように扱うのです。(^_-)-☆
大きな門扉(車の部屋用)と小さな門扉を設けます。(^-^)
更に、それらの門扉を建物正面壁の上部の開口部と関連付けると、素敵になるでしょう。

 つまり、この「車の部屋」ですが、建物と感じがまるで離れてしまうのではなく、
建物に使われている素材の一部が、必ず使われているようにします。(^-^)
「リンクさせて、一体感を持たせる」のです。(^_-)-☆
そして、この「車の部屋」と「正面玄関周り」の間の空間に命を与えるのです。(^_-)-☆

 さもなければ、「車の部屋」、「正面玄関周り」自体、生きてくることが出来ないのです。
この間のスペースで、ご挨拶したりするのですから、内に入る、外に出る準備をします。
そこで、床素材、光の具合、眺めをそのように設えます。
(メール・マガジンNo.2参照)

 お客様用の車のスペースですが、まずは、アクセスし易いようにするのが大切です。☆
敷地内に道路の一部が膨らんでいるように。(^-^)
でも、道路から少し勾配を上げて、道路や歩道の舗装と同じではなく、

 玄関へのアプローチの床素材が延長されるように。♪どうぞ、とお招きするように。♪
 
 門がある場合は、門の外にあるくらいが適当でしょう。(^o^)

 最後に、広い駐車場についてです。(^o^)
といっても、商業施設の大規模駐車場ではなくで、住宅地にあるのです。(^-^)
マンションから少し歩いて、車に乗るのも健康に良いですよね。♪
その間が、夜間も安全な美しい街路、公園の中を歩くようだとより素敵。♪
こうした駐車場は、採算と機能のみ重視して、アスファルト舗装と白線だけのが多いですね。
また、葉や樹脂が車に付くのを嫌いますよね。
でも、こうした場合も、常緑樹の生垣で、囲うだけで大分、景観上良くなります。♪
自治体の生垣推進制度が、もっと盛り上がるといいですね。(^-^)

 また、駐車場を新設する時に、建物解体、整地の時に、「生きている木は切らずに」。
庭木、石垣や大谷石の塀も、出来るだけ残して、
門廻りの屋敷の庭などを、其のまま活用すると、初期費用も軽減されて、
それらが、共同駐車場にあると、街路景観上も素晴らしくなります。(*^o^*)

 こうして街路の感じを良くしていくと、そのあたりの人気も高まるでしょう。♪
長い目で見ると、不動産の資産価値が上昇。♪♪♪♪♪
一台あたりの駐車料も上がるのですから、オーナーもニッコリ。(^_-)-☆
容積率を気にするばかりではなく、美しい街路にしていくことでリッチに、ハッピー!
実は、私の住む処は、都心に遠からず、最寄駅にも遠からず、
直販所のある農園も徒歩1分で、コー・ハウジングっぽいマンションで、
結構、気に入っています。♪(^o^)

 その隣に10数台分(実際は9台以下)の青空駐車場があります。
青空駐車場は好きですし、規模的にも住環境にとって問題ないのですが、
周囲のフェンスが錆びていたり、破れていたりと荒れた感じがするのが、かなり残念。
フェンスの足元には、たんぽぽやヒメジョン、フェンスには昼顔が可憐に咲いて、
秋にはムカゴも取れます。バッタもいて、小さな子供が好きな場所です。
でも、引っかき傷をつくるのでは、倒れてくるのではとヒヤヒヤ。
部分的にでもフェンスをとってしまおうか、生垣にしてしまおうか。
そんな衝動にもかられますが、法的問題もありますので...。難しいですね。

 ビジョンとして、折角の土地ですから「全てのスペースを生かしましょう」。(^_-)-☆
敷地面積に対する延べ床面積の比率、容積率=¥ということではなくて。
大量に、栄養価の少ない農薬(毒)野菜を食べるより、
栄養価の高い、本来の生きたエネルギーである有機野菜を、大切に食べるように。
元々、日本人は、限られたスペースを最大限に活かす才を継承してきていますよね。
お弁当や箱庭、和室の使い方...と。茶道や華道からも、「生かすというセンス」を。
これが、まちに広がるとハッピー!!\(^O^)/ 

 美しく段々畑や棚田が、自然に溶け込んで、それら自体が自然になっているように。

 どうぞ、次回<生きている庭について>をお楽しみに。(∩o∩)~~

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