Studio for Smiling Space Mail Magazine vol.11
2003年3月3日号 メール・マガジンNo.11
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      *よりハッピーになる微笑む空間をつくりましょう!*

            ・-・-・仕事場 その1・-・-・

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いつも、ご笑読頂きまして、ありがとうございます。(*^o^*)

厳寒とインフルエンザに悩まされた2月でしたが、
日差しは幾分明るくなりつつも、春らしい陽気が待ち遠しいこの頃です。
皆様、お元気ですか。(*^o^*)

また、確定申告の期限が迫る中、もっとお仕事をしなければと、
例年通り一年間の反省をする時期でもあります。(^-^)

さて、今回は、その仕事場がテーマです。

より良い仕事が、集中して楽しく出来る空間が得られれば、ハッピー!!
そのゴールは、「腰をすえた仕事」の場ではないでしょうか。(^o^)
若者は、または永遠の若者は、自分のライフワークは何かと探し求める。
「これだ!」と見出し、そして、突き進み悪戦苦闘し、
それでも、腰をすえた仕事を体験できればハッピー!!!

寿命とライフサイクルの関係、またライフスタイルが多様化する中、
益々、この「腰を据えた仕事のための場」が求められているのではないでしょうか。
ここでの意味は、自己の消耗によって成り立つ物質主義的経済、
ビジネス志向ということではなくて、仕事志向です。(^-^)

それは、能力の活用と開発の機会を私達に与え、
人との関わりの中で取り組み、自己中心性を克服し、
適切に成果、生存に必要な物やサービスを産み出す。
そして、人間性は主として仕事を通じて形成され、自由と尊厳をもって、
正しく仕事を行えば、作業者とその成果物に等しく恩恵をもたらす。
勿論、経済的にも成り立つ♪♪♪♪。

こうして、腰をすえた仕事を体験して、
晩年の心の平安が得られるのではないでしょうか。(*^o^*)
しかしながら、私達の社会では、少なくともこれまでの社会では、
職場生活と定年後の生活、仕事場と家庭との間の断絶により、
このような体験を求めつつも、困難な状況にあるのではないでしょうか。
やはり、この断絶を無くす両者を一体化して、「生きる、LIVE」ことが出来てハッピー!
自分の生きる場を求めてハッピー!
腰をすえた仕事が出来てハッピー!!

ただ、両者が一体化した場合、混在すると集中できなくなるとか、
切り換えができず安らげないとか、何か問題が生じるのではと懸念されるのでは?

全体を見渡しながら、自己管理、又は自主管理出来るかどうか?

それは一体化の仕方により解決され、
空間の階層化によって導かれ易くなります。
仕事場でも、住宅と同様に階層化によって微笑み空間が得られるのです。(^_-)-☆

つまり、例のパブリック、セミパブリック、セミプライベート、プライベートと
段階的に構成される空間にしていけば、仕事場でも上手くいきます。
お客様をお迎えする公的な場、協働者との半公的な、
内輪の場、自分だけの場というように。(^_-)-☆

また事務所住宅、SOHO等では、住宅と切り分けつつも無駄なく
この構成にすることで、事務所での段階的な構成と住宅での段階的な構成が
繋がったり、または、複層化することも出来ます。(^o^)
限られた資源を大切に、スペースを有効に活用し
仕事の場と生活の場を一体化してこそ、
つまり全人格的な立場でこそ、命を吹き込み続け、生き生きとした空間にしていけるのです。
事務所から部分的に住宅へとか、住宅の一部を事務所へといった用途変換、
コンバージョンや長く在り続けているものを大切にしながら、
今の生活に適合させるリノベーションによって、
「よりハッピーになる微笑み空間」を生み出せるのです。(^_-)-☆

一度に短期間で完成する新築よりも、
その地での樹木の成長と形を見極めながら作庭していくプロセスの方が、
微笑み空間を得易いのですから。実体としての、壁や窓を目の前にして、
その空間の中で、試行錯誤できるのですから。(^-^)

「循環型社会形成推進基本法」平成12年を受けて、
平成14年「建設リサイクル法」が施工され、
法規制もこうした社会的要請に応じてきているようです。
「2003年問題」只中、都心の事務所を住宅に転換する場合
やはりスケルトンとしての構造物、建物の中に、
インフィルとしての間取りや内装を入れて対応するといった手法が妥当でしょう。
一方、昔ながらの邸宅、実際、人が住んでいた住宅というのは、
仕事の場としても、空間的にベストです。
作業集団として適当な2~8人の空間構成として、適しているのです。

また、こうした空間でこそ、
仕事と生活を断絶させること無く、全人格的に生きる場、
「腰を据えた仕事の場」になり得るのではないでしょうか。
より大きなスケールでも同じことがいえます。
まち、都市としても、仕事の場と生活の場の一体化、
若しくは、仕事場をより人間的な生活の場にし♪、
住宅がより美しく、糧を得る場として成り立つように♪、
職場地域、住宅地域と隔絶することなく、
惰性的な通勤の時間も省かれ♪
ゆったりとしたリズムで♪♪、
質の高い仕事ができる場♪♪♪、高い生活の質が得られてハッピー!

情報技術が進み普及し、
投機的な資産としての土地の価値が葬られつつある今日、
貴方のまちでも、明るい春の息吹が感じられるのでは。
商店街の空き店舗が、
美味しいレストラン♪や、打ち合わせにも使えるカフェ♪や、
古いPCを部分的に新部品に組替えて蘇らせてくれるパソコン屋さん♪や、
地元の職人さんや様々な専門家を紹介してくれるまちづくり屋さんとか・・・。

次回は、引き続きまして、
より具体的に、「仕事場についてその2」-をお送りしたいと思います。

それでは、次回をお楽しみに<。(∩o∩)ノ
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